きょうだい関係の根深さ

父の家の片付けが進行中です。
離れているので叔母とたまに泊りで行って一気に手続等を済ます、という感じですが、あともうちょっとで大体は終わりそうです。残りはもう私だけでなんとかします。

ホテルで叔母と色々話していると、今まで知らなかったエピソードを聞けて面白いです。
父の話とか、私の祖母(父と叔母にとっては母親)の話とか、その兄弟の話とか、おもわず命式やホロスコープを出してみちゃう。
相性とか時期運のくっきり出たデータの宝庫だよな!!って感じでここでさらけ出したいレベル(まあそんなの見ても誰も面白くはないか・・・)

父と叔母は2人きょうだい。
私の祖母が兄を生んだのが34才なので、たぶん当時では超高齢出産だったせいか子供の数は少なめですね。
そんなせいもあって祖母は父をめっちゃ溺愛したらしい(相性も見るとなかなか💦)

そんなボンボンの父を、しっかり者の妹はずっと助けていたんだろうと思う。
昔は借金も肩代わりしていたらしいし、父が家を手放さなければいけなかった時はお嫁に行ったばかりの家に私と妹を一時的に住まわせてくれた(今となると肩身が狭かったんじゃと想像しちゃう)から私も頭が上がらない。
親の介護も父はどっかにいっちゃって叔母がやっていた。

でもある程度の年齢からは何かにつけて叔母は父に金銭的に援助もしていました。
叔母の方が経済的に余裕があったとはいえ、もらうほうはもうなんの遠慮もなく当たり前のようにもらうので、私は「お金をやるとお父さんはつけあがるからやらない方がいい」と叔母にも言ったんだけど、結局続いていましたね。
まあきょうだい間のことはわからんし、しょうがない。

私はきょうだいというのは電池の「並列つなぎ」みたいなものと思ってる。
親子は直列だね!

並列だから直接電池同士はくっついていないのに、小さい時からその関係性ができあがってしまっていて、それがずーっと続いてしまうことは父と叔母のようによくあるのだと思います。
それはきょうだい同士のパーソナリティーが影響しあって、ということもあるけど、一番大きいのは親の影響だと思います。

異性のきょうだいだと親の影響は特に大きいんじゃないか、と叔母を見ていて思います。
特に昔は男の子の方が上、という考えが強くて男の子には自由に、女の子にはそばにいて細々やってほしい、的な傾向がありました(もちろん今でもある所には強烈にある)
私の高校時代の友人は、結婚したいと思った相手が遠方の人で親が大反対したらしく「同じレベルの男なら近くにもいるだろう」と言われたらしいです。
その子には兄が2人いたけど女は1人で、娘にはそばにいてほしかったからそんなこと言ったんだろうと推測しますが、それを聞いた私は「はあ~~~~~~?!!なんじゃそりゃあ~~~!!!」と怒りマックスモードになって30年近く経ってもその話を覚えています。まあその相手と結婚したんですが・・・

介護は娘に遺産は息子になんて話も見聞きはしますし、きょうだい関係って本当に根深い・・・
並列だから別々なんだけど、それだけじゃ割り切れない色々なものがありすぎます。

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