算命学で相性をみる その1

恋人や夫、親子、友達、同僚など、人と人との相性を見るのは占いの大きな醍醐味です。

相性と言ってしまうとすぐ「良い?悪い?」の二元論になりがちですが、もっとグラデーションがあるイメージです。例えば夫婦だったら、似た者同士で気持ちがわかりやすいから良いかというわけでも、共通項が少なく派手にぶつかり合うから悪いというわけでもないし、というのはわかってくださる方も多いと思います。

まあそれでも相性を見るセオリーをいくつか挙げてみようと思います。

まずはシンプルに、同じ干支を互いに持っているとか。
ex. 私と長男

これは夫婦とか家族などでは大変よくある形でしょう。
親子では遺伝っぽい感じをすごく受けます(個人的にです)。縁が深いとでもいうんでしょうか。

こんなのもある。
ex. 夫と次男

夫も次男も上の天干は「庚」ですが、下の地支は「寅」と「午」で「寅△午△戌」のグループを形成します。
「大半会」といって西洋占星術だとグランドトラインみたいな組み合わせです。
影響を与え合う干支同士を持っているのです。

ex. 夫と長男

長男もは天干は同じ「庚」だけど、地支は「申」と「寅」で正反対の位置にある組み合わせです。
こちらは「納音(なっちん)」といい、西洋占星術だとオポジションのようなイメージ。
これらの例は多くの中の一つだけど、やはりお互いに性質か組み合わさって何かの形を作るような関係があるというのは相性というかご縁の強さを感じさせます。

相性といえばポピュラーな組み合わせに「干合(かんごう)」というものがあります。

甲ー己
乙ー庚
丙ー辛
丁ー壬
戊ー癸
この十干の組み合わせをいいます。

干合を説明するのはなかなか難しいのですが「くっついて化学変化を起こして別の物に変わる」という性質があります。
なので夫婦で日干にこの組み合わせを持っていると「お互い引き合う相性なんだね!」って感じです。
良くも悪くも引き合うので嫌になってもホイホイ別れられないかも?

だからといってこの組み合わせが夫婦で多いのか?というと別にそんなことはない印象。
昔一生懸命探した記憶があります。
その中で有名人の干合夫婦の一例。

丁ー壬の干合夫婦です。
おしどり夫婦として有名らしいので例にはぴったり。以前調べた時に離婚した干合夫婦もいたので(当然といえば当然)、絶対ということはありませんか、私の知る限りではそこそこ仲の良い夫婦が多い気がします。

こういう注目すべき関係の一つに、「己土濁壬(きどだくじん)」という組み合わせがあります。
元は四柱推命なのかな?

ウラナイ8の翡翠先生の記事をご覧ください。

長くなりそうなので分けます。

続く!

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