超ざっくりと易を説明してみた

易占いはどういう仕組みなのかサッパリわからないという方も多いと思います。
易というと筮竹が浮かぶ人も多いのかも。こんなイメージ??

この筮竹も何をどう見ているか普通の人にはきっとナゾでしょう。
同じ卜術であるタロットに比べたら何をどういう仕組みで占っているのかわかりにくいと思います。

ということで本日は、超超超簡単に、易の話をしようと思います。

易の基本は「八卦」です。
「はっけ」とか「はっか」とか読みます。
世界が8つのファクターでできている、と考えるというのでしょうか(超ざっくりな説明)

1.乾(けん)
2.兌(だ)
3.離(り)
4.震(しん)
5.巽(そん)
6.坎(かん)
7.艮(ごん)
8.坤(こん)

それぞれ数がついています(乾は1、のように)
そしてそれぞれ自然界のものが象徴として割り振られています

こんな感じ。

この8つのファクターを2つ掛け合わせたもので占います。
8×8=64パターンの卦ができます。

ちょっと例を挙げるために実際に占ってみます。

お題は「タロットや易の練習会のやり方をこのまま続けたらどうか」です。
ながく練習会を続けていますがこのごろちょっと参加者さんの出足がよくない感じ。ちょっとリニューアルをした方がいいのかどうか・・・悩んでまず「このまま続けたら」で占ってみました。
サイコロを振ってみた。

八面体のサイコロを色違いで2つ+六面体サイコロ1つ用意します。
八面体の色違いは2つ八卦を重ねるのでどちらが上でどちらが下でかわかるためです。
私は青が上、赤が下にしています。

最初に八卦を説明しましたが八卦には数がついているので

青いサイコロは8・・・坤(自然界では地)
赤いサイコロは5・・・巽(自然界では風)

となって、「地」と「風」を組み合わせた卦となります。
(1~8の数が2つ必要ってことですね)
これは「地風升(ちふうしょう)」という卦です。
組み合わせによってそれぞれ漢字が付くので64通りの漢字が付きます。地と風だと「升」という文字が付きます。

「升」 は昇るという意味です。
「地」と「風」の組み合わせは、地を風が吹きあがるとか、風は「木」の意味も持つため、地面から木の芽がでるような形でもあります。木の芽が徐々に大きくなっていくイメージ。

なので
「練習会をつづけたらどうなる?」
という問いには
「徐々にですが大きくなっていく」
というふうに読めます。

六面体の方はその卦の「どの段階にいるか」を示します。
下から1→6となり、この場合は4が出たので4爻といいます。
ネットや本で「地風升 4爻」というのを調べると易経の説明がいろいろ出るので読んでみるといいでしょう。何かピンと来ることがあるかもしれません(ぐいぐい進まないから徳がある、みたいなことが書いてありますね!)

ということで「練習会はこのまま続けたらいい」ということになります。
(ちなみに之卦は雷風恒になり、やはり形を変えない方がいいと出ます)
これは易の読み会でほかの方も一緒に占ったのですが、やはり「今はちょっとうまくいかないがそのうち動き出す」というような卦が出たので、リニューアルはせずにこのまま淡々と繰り返していこうと思います。

超ざっくりですが、易の大雑把な仕組みを書いてみました。
他にもいろいろな見方ができるので、知っていくと「意外と易って多方面から見える」とビックリされるかもしれません。
ぜひ易に興味を持ってくださる方がもっと増えることを願ってます。
また易のかんたん基礎講座もやりたいですし、個人レッスンはエブリデイ受付中!ぜひ気軽にお問い合わせください。

タロットも易も練習会やってます!
11日(日)は14時から新宿で易の読み会(あと1人で開催!!)参加者さん大募集中です。

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