リハビリ日記#3固まる

こんなふうにお休みを入れながらリハビリ記事を書いていると、お会いする皆様や、メールや公式LINE等で
「大丈夫ですか?ゆっくり休んでください」
みたいな声をいただいたりします。
本当にありがとうございます。めっちゃ嬉しいです。
返せないお返事もありますがいただいたお言葉が滋養になってます。

隔週でツイキャスをしている有元祥子先生がよく話す
「人間80%充電説」
っていうのがあるんです。今勝手に命名した。

「スマホの充電が足りないから充電しても、30%とか40%で『少し溜まったから使っちゃえ!』と途中で使い始めるとあっという間にまた無くなっちゃう。
できたらスマホは基本80%までは充電しておくといい。
80%あれば多少減っても大丈夫。
これは人間も同じ!元気は80%まで充電しておくこと」

というものです。
この説の正しさを今回実感しました。体力がガクンと落ちたところでちょっと回復しても、いい気になってそこで動くとまたダメになってしまうんです。80%まで溜めないといけないのね。

今は大分My充電が戻ってきました。60%前後ってところでしょうか(当然体感の話ですが)
回復してきた~~~!と感じますが、80%までもうちょっと溜めたいです。
私は過活動な魂を持つので激しく焦るときもあるんですけどね・・・

今日はもう一つ、身体的変化の話。

3月くらいからだったか、朝起きると左の手の中指が動かないようになりました。
でも即直る。痛くもない。
最初は「寝ている時に体で圧迫でもしたのかな?」と思ってましたが、何日も続くのでアレ?となりました。
こんな感じで中指だけ固まる。

直る時は、中指の関節が「ぱこん!」って感じで弾かれたように直るのです。ゴムをはじいたみたいに。
それを見て閃きました。

「これ、ばね指だわ」

昔、整形・形成の隣の薬局に割と長くいたのですが、そのときに「ばね指で受診した」「ばね指の手術をした」とい患者さんが結構いたんです。隣のクリニックは手が専門の先生だったので、ばね指やドケルバン病、ヘパーデン結節などよく聞きました。

「これかあーーーーーー!!!」


患者さんたちから聞いたりしていたことや頭の中の知識が、目の前の自分の体で結びついて感動(?)しましたね。
「Water!」と叫んだヘレンケラーや、「Eureka(エウレーカ)!」と叫んだアルキメデスの気持ちがわかった気がする・・・(大げさ)

若い時には他人事だったり、机上の知識だったものが年月を越えて自分の身や周りに降ってくることって、よくあるんですよね。今薬の仕事してたらまた違うかも。

たまき先生にもちょっと聞いたところ「手を酷使する、中高年の女性」がなりやすいとのこと。
腱鞘炎の一種ですね。
左手なのに・・・ネットで調べると更年期はなりやすい時期らしい(そして中指がなりやすいらしい)

痛みは全然ないので、腱鞘炎ということならなるべく手を使わないで様子を見てたのですが、やはり手はどうしても使います。
意識していると左も意外と使うのがわかってきました。右利きだとフライパン持つのは左で重くて痛いし、雑巾絞るような動作も結構辛い。

そのうちうっすらですが指に痛みも出てきたので、4月に入ってまあ一度は受診しようと出かけたらやはりばね指でした。

マシンガンのように喋る男の先生が
「なんで右利きなのに左?って思ってるでしょ?右手が7左手3としたら左を3以上使っているってこと!左をなるべく休ませることね」というので
「その分右手を使ったら、右もばね指になりませんか?」と聞いたら
「そうだね。だから手をなるべく使わないこと」って返ってきました(´・ω・`)

手は大した痛みはあまりなかったのですが、その頃は他にも不調というか老化が同時多発テロ状態で、その時はなんだか情けなくて泣けて来ちゃったですよ・・・

今はクリニックのリハビリに通ってレーザー治療をしています。
合う合わないはあるらしいのですが、私には合う気がする。数年前にテニス肘になった時も同じ治療に通って良くなったんですよ。
こういう小さな不調もひどくなると辛いのでスマホやパソコン作業も減らしました。無くせはしないけど。

まあしょうがない。
私は死ぬまでは生きるのでそれまではだましだまし使うのじゃ・・・

#4はこちら→


この記事を書いた人
SNSでフォローする