「私、すごく心配性なんですけど・・・」
という話をされてそれについて返事をしたので、ここでも書いておきます。
鑑定で「心配性」というワードが出てくるNo.1は「司禄星が効いている人」です。もうぶっちぎりトップです。
しかし見ていると同じく土の性質である「禄存星」を持つ方もかなりの心配性です。
禄存星司禄星は「対価」というものに重きをおく星です。これをしたらどういう反応が返ってくるか、どういう効果があるか、どういう見返りがあるかをナチュラルに考えて行動します。なので「得か損か」ということに大変敏感です。それを秤にかけない訳はない。
特に司禄星は「損をしたくない」というのが強い!!(絶対必要な出費でも通帳の金額が減るのは耐えられないというのを聞きます)不安やリスクはなるべく避けたい→ → → →心配性のできあがりです。
心配性が高じて、「もしかしたらこうなるかもしれない・・・」という様々な最悪なシナリオだけをぐるぐるエンドレスで考える、ということもあります。
実際うちの母が昔これをやっていました。「年を取ってお金がなくなったらどうしよう・・・」という考えに取りつかれてちょっとおかしい時がありました。実際はすごくしまり屋なのである程度は必要な分を貯めているのに。
ただ心配性は悪い側面ばかりじゃない。
心配性だからいろいろなことに備えて準備する、備蓄する。さまざまなパターンを考えて防衛する。
これができる人は当たり前ですが強いです。きっと将来飢饉があっても最後まで生き残るのは司禄(禄存)の人・・・
きっと古代では私のような考えなしのお気楽な人はふら~~っと外に出てマンモスに踏みつぶされてしんでしまっていただろう。心配性の人は古代でも生き残る可能性が高かったはず(笑)
まあもちろんその人の足を引っ張ることもあります。
未知の世界に飛び込む際にあまりリスクばかり勘定していたら次の一歩は永遠に踏み出せないです。物事にはなんでもプラスとマイナスの面がありますが、心配性な人はマイナス面を見つける天才(?)だから・・・
例えば婚活とか・・・相手の条件を「あれも不安」「これも不安」となると永遠に決断はできません。
まあそんなこといったら結婚なんてリスクの塊だけどね?!しなくても全然よくない?とか言っちゃうよ♡ウフフ
今こんな時期なので心配性なかたはさらに心配に、普通の人も心配がいっぱいで暮らしているかもしれません。
でもみなさんわかっている通り心配に支配されたらよくないんです。まあでも難しいのも本当にわかる。心配って消えない。うちの母も昔、おかしかった時は今思うと更年期症状もあったと思うから、あまりにもつらいときは受診もありなのかも。
普通の心配性(?)なら、書き出すといいとよく思う。チェックリストみたいな?感じ。
うちの母は「100歳まで生きたらお金が足りない(TT)」とよく言ってた。なんとかするし、なんとかなるから!って繰り返し言いました。
心配性の人は全部自分の思うようにしたい、自分の人生をコントロールしたい、のかもです。もうちょっと自分以外の何かにゆだねてみてもいいと思います。この世は無くならないと思う。