鑑定はじめの一歩

占いを勉強していって、何らかの形で自分でなく他人を占う案件が出てきた時。
それは例えば誰かに練習でお願いしてでも、向こうから頼まれてでも、勉強の中での模擬鑑定でも構わないのですが、アウトプットして結果を伝えないといけなくても最初はなかなか思うように言葉は紡げないものです。

 

 

昔、たまき先生に算命学の個人レッスンを受けていたとき。
もうある程度勉強は進んでいたので、たまき先生がお客さん役になってくれて(本当になり切ってくれます)「これこれこんな状況で~~私はこうで~~~先生私はこの先どうしたらいいですか?」と話してくれた後、

私「・・・・・・(頭の中が真っ白)」

 

もうホント、なんにも言葉が出なかった。頭の中はブリザードでガマの油のように冷や汗がたらーーりと出ました。
中野ブロードウェイの近くの喫茶店とかだったと思うけど、その時のことはよく覚えています。
普段から多くの初見の人と話している私でも全然ダメで、どこからどう始めていいかもわからなくなってしまいました。まあ先生がお客さん役というのは圧迫面接くらいの圧があると思う(言い訳)。

 

 

ブログも最初は時間がかかります。特に命術。
頭の中でぽーーっと理解しているだけでは、いざブログで説明しようとすると
「あれ、〇〇星についてはこの説明で合ってる?△△星と似ちゃってない?」
「表記はこれでいいの?」
など小さいことから意外とつまずいたりします。
本やテキストを掘り返したりネット漁ったりしながら完成させましたが、「言葉にする」を実際にしないと輪郭はぼやけたままなんですね。
これは手探り&体当たりして行かないと身につかないものだと思います。慣れてくる。

 

 

鑑定を始めたばかりだと、急にお客さんが来て命式やホロスコープを初見で占うというのはハードルが高いですよね。
私も一番最初はメール鑑定をやりましたが、多分今それを見たらその内容にガックリしそうです笑。でも今が最高かと言えば当然そんなはずもないし、その時はその時の精一杯出せるものを出すしかない。
他人から見ても自分から見ても満足できる、もっときちんとしたものを出さないと・・・というのはやる人が私である限り無謀なのです。
というか誰にとっても無謀なのでは?スーパーマンじゃない限り無理ですよね。

 

言葉に関しては沢山生み出していくことが一番効くのではないでしょうか。
きっと「天賦」「才能」というのも持っている人は持っていると思いますが、それがないと書けなかったらほとんどの人が何も書けないと思います。ほぼみんな凡人なのでどんどん恐れずに出すしかないのではないでしょうか。
もちろん「話すことや書くことに慣れている」というのは大きなAdvantageです。それがある人はもちろんめでたいし、それがない人でも占いの結果は「話す」または「書く」しか方法はないので、人類がテレパシーを使えるようになるまでは頑張って伸ばしていくしかないし、伸びしろしかないでしょう。

 

 

💚💚💚余談💚💚💚

車騎星のお客様がこの動画を教えてくださいました。
「日曜日の初耳学 #280「つんく♂が語る…凡人が天才に勝つには!?林修に本音を全告白SP」
やはり車騎星中心のつんく♂さんのインタビューです。車騎星っぽいエピソードもいっぱいですが、「天才」とか「凡人」の話や、作品作りの話も参考になったのでぜひご覧になってみて下さい。22日(日)いっぱいまでは見られるようです。

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