算命学の十大主星の性状によって、「平穏を好むタイプ」「刺激を好むタイプ」に分かれます。
十大主星は右のマスのオレンジの線で囲っている星のこと。
【平穏を好む星】
貫索星・・・自分のやりたいことを好きなペースで、誰にも邪魔されずに進めたいという基本姿勢のため大きな変動は少なめ。安定した時代の方がやりやすい。
鳳閣星・・・のんびりとあるがままにたゆとうように暮らしたい。無理強いや争いごとは嫌い。おいしいものは大好き。平和が一番。
禄存星・・・集団と交流することで人と愛ある関係を築きあげて、身も心も豊かな生活を送りたい。安定した空気を好みます。
司禄星・・・身近で小さな集団の中で愛情をかけメンバーを守り財を築きたい。十大主星中一番変化や不安定さを恐れて防御力が高いです。変わらない状態が一番。
牽牛星・・・国家や社会などがきちんと秩序が保たれ正常に動いている中で、人がそれぞれの役割を果たし全体が向上していくことを望む。きちんとしているのが好き。
玉堂星・・・伝統的な知識を学び、それを次の世代に継承してさらに深めていくのが役割。役に立つとか立たないではなく、純粋な「知性」をひたすら追求するには平穏な時代が必須。
【刺激を求める星】
石門星・・・周囲と上手にバランスを取りつつ、自分のやりたいことを巧妙に進めていく。清濁併せ呑むことができる性質は激しい時代にこそ際立つ。
調舒星・・・世の中の常識や規範、権力に対して反発、反抗します。孤独の中で、なにかに一人で没頭する時間があることが大事。
車騎星・・・一本気な性質で行動力があり、行き詰まった状況を打破する力は十大主星中ナンバーワン。荒々しく攻撃的な部分もあり、常に何かに挑むような環境の方が合う。
龍高星・・・改革と創造を繰り返す星なので、「今までどおり」「前例を踏襲」などは性に合わない。変化や刺激の多い環境の中で常に何かを変えていくことを考えている。飽きっぽい。
ざっくりと書いてみましたがいかがでしょうか。
もちろんこれだけでは決まりません。他にも色々見る要素はあります。ただ自分の十大主星をみてどっちが多いとか、中心がどっちとか色々考えてみると面白いです。
私は基本「平穏タイプ」まあそうだね・・・ごはん食べられなくなったら最初に病むタイプだな・・・でも実際に平穏だったかは別ですね。
でも実際のお客様を見ていると、「禄存星」「司禄星」の方達は「平和に暮らしたいんです!」「平穏が理想」とは口では言うけど、実際は自分で騒動を作り出しているよね?という人が絶対多い気がする。牽牛星もだ。
大体すったもんだの問題を起こすのはこの辺ですよね。
愛をすったもんだで実感したいんだろうと思ってる。
このように、「その人に合う環境」は人それぞれです。
なので、夫婦や家族など1つのユニットでも、当然ですがメンバーはそれぞれ違うので悩むこともあります。
例えばですが、「夫といるとしんどい」という鳳閣星の奥さんがいます。
この夫さんの命式は車騎星と石門星が強く効いているもので、人情味のある男気溢れる人ですが口調がすごく荒いようなのです。
ただ多分夫さんご本人からするとそれが普通です。車騎星も石門星も刺激を求める、波乱万丈な環境が合う星なんです。
でも鳳閣星の奥さんからすると、それは本当にたまったものではありません。
鳳閣星はトゲトゲしたムードが本当に苦手で心に負担です。
基本的には同じ分類の方が合うのだろうけど、人間関係(特に夫婦)は刺激がある組み合わせだからこそ成立することも多く、そこが面白いものではありますが、こういうミスマッチは難しいものだなあとも思います。
あなたは家族や恋人、友人などとの組み合わせはどうですか?
もし相性にお悩みの方は一度算命学でみてみるのはいかがでしょう?
解決の糸口がつかめるかもしれません。
最近、こういう「十大主星で自分を知る」的な記事をピックアップして、少しずつnoteにまとめています。
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