人間はミスをする生き物だ

易の講座の話を書きたいところなのですが、先にこちらから書きます。

ミスというのはやると嫌なもんです。なかなか立ち直れないこともあります。
仕事上のミスなどは働いたことがある人ならば「一度もしたことがない」なんて人は世の中に存在しないのではないでしょうか。
私もどんだけやってきたかわかりません。特に昔は薬局の仕事だったので文字通り「血の気が引いた」失敗は数回(もう本当に体温がサーっと引いて手が震える)。運が良くてよかったとしかいいようがない。

そこまでいかなくても軽微なものは数えられないほどあり、昔はゼンリン片手に運転して患者さんの家までよく行きました。もう本当によく謝った気がします。今日はA店、明日はB店のように色々な場所で働くことも多かったので、慣れている人よりどうしてもミスは多く、時には落ち込んでしまうこともあって・・・「なんでこんなミスを」って自分を責めてしまいます。
そんなときある店の同僚(男性と女性)が、「人間はミスをする生き物だ」みたいなことを2人で言ってくれました(そして実際自分たちがミスを珍しくしたときはこのセリフを自分たちで言ってました・笑)
当たり前じゃないですか?でもこれを聞いたときはすごく気が楽になりました。そして10年以上たった今も覚えています。

その後自分のうっかり八兵衛ぶりがわかってきたのでなるべく多くの人のチェックが入る職場を選ぶようにしましたが、それでもたまーーーにミスは人の目をすり抜けて起こるのです。
もちろん「どうすれば防げるか」という対策はしないといけませんが、それも「人はミスをする」という前提のもとの話です。

(そして単なる仕事上のミスでなく、人間関係でのミスも数知れず。
多分私は今まで出会ったのべ人数が多めのため(関係が続くかとか濃さは全く別)、失敗も多めな気がします。
大体が何の気なしにやったことや言ったことが元凶です。基本思慮が足りないんです・・・
残念ながら、こういうのってどうも年をとってもなくならないんじゃないかという私の予想をお伝えしたい。失敗を重ねて慎重になった部分も勿論あるのだけど本性は変わらないし、年を取って頑固になるとかのマイナス面が今度は出てくる・・・)

仕事のミスで話をすると、事件やニュースになるようなものは別だとは思いますが「やるべき手は全て尽くしてきちんと謝罪したら」もう他にできることはないんですよね。
相手があることならもうその件は相手にゆだねて、あとは反省してこちらの対策を立てるしかできません。
ずーーんと落ちこみますけど、全く別のことまで拾ってきてわざわざ背負って苦しむことは不要なんです(車騎牽牛が強い人はこれをしたがる)。
私も似たことやったことありますがなんだろう、背負って苦しむと贖罪になる気がするというか???ならないですね(断言)。反省と気分の落ち込みは別物でした。気分は少しづつ切り替えていくしかないと思います。

* * *

ちなみにミスで落ち込んだときはよくあった人に「仕事での失敗談てあります?」と聞きまくってました。
私だけじゃないと知りたかった(笑)
今でもネタで色々な店の店員さんに聞きます。お金問題が一番多いかな?
なぜか一番記憶に残っているのが子供服屋さんの店員さんの聞いた話で
「出産祝いのベビー服を値段を付けたまま箱に詰めてラッピングしてしまった。すぐに気づいて店内放送をかけたけどそのお客さんは見つからなかった」
というものです。うーーん。ちなみにクレームは来なかったそうですがこれもなかなか。

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