東という方向は「スタート」「動く」という象意があります。
算命学の陽占でも東の星は現実の始まりのところの行動パターンを示します。
もちろんすべての人にとって大切ですが、特に人生の始まりの位置にいる子供にとっては赤丸が付いちゃうくらい大切。鑑定で「どんなふうに育てたらいいですか?」と言われたら東の星は必ずチェックします。
お子さんについてのご相談はよくありますが、小さいお子さんだと命式から伺える特徴を話しても「よくわからない」「そうかもしれないけど確信がもてない」ってことがあるなあ、って思います。
(もちろん、「もうそのまんまです!!」ってお子さんもいる)
子育てをしていると「子供は『つ』のつくうちは○○」という話を聞きます。○○の部分は色々ですが。
ひとつ、ふたつ、みっつ・・・ここのつ、と「つ」がつくうちはきっとまだ人として形がポヤポヤしているのかなーーって推測します。ハッキリと輪郭ができて周りにそれがしっかりわかるようになるのは年齢が二けたになって以降(というか思春期)からなのかもしれません。
東は「社会」を現わす場所でもあるので、「始まりの時代の社会」=「学校生活」で、東の星は学校での自分、そのころの自分の姿でもあります。
先月の算命学の講座でたまたまそんな話になり、もちろんピンと来る人とそうでない人はいるのですが、「こんな子供時代でした!!」というのが聞けて興味深かったです。
東が調舒星の参加者さんは「一人遊びが大好きな子供でした」とのこと。なるほど!!!
(東が調舒星のお子さんだと、学校(集団)になじみにくい、お友達とのお付き合いが苦手、というお子さんも結構います。ハートのセンサーが超敏感なのです)
私は鳳閣星なのですが、「人懐っこくておしゃべりです」と小学生のときの通知表に書かれたのを覚えています。
意外と家庭でお母さんが見ていると気づかないのかも、とこのごろ思ってます。
「学校での姿」だったりするので。
学校の先生の話の姿と家の姿が違う時は、見ている星が違うのかもしれません。
うちの娘は東が禄存星なのですが、超難しかった反抗期を抜けてあれこれ私に話すようになってから「うわ~~禄存星!!」というところが見えてきました。どうもお友達に何か誘われたりすると内心ちょっと嫌でも「いいよ!」とOKしちゃうみたいなのです。そしてあとで「どうしよう」って言ってる。
それなら最初にOKしなきゃいいじゃん、って話なのですが「せっかく言ってくれたのに断ったら悪い。断れない。」のだそうです。も~~~~家でもそれくらいの気を遣え。
ということで「東の星」
十大主星別で「どんな子供だった?」を一言で書いてみました。
当然他の星との兼ね合いが大きいので「当たってない」と感じるのはあるかもなのであしからず。
東の星ってどこよ?
という方はこちら→★で誕生日を入力すると下の図のような感じに出ますが、赤い丸のついている場所の星を見てください。
・貫索星 好きなことを黙々とやる 親の言うことは聞かない
・石門星 貫索同様マイペース 大人たちをじっと観察していてたまに鋭い毒を吐く
・鳳閣星 基本遊んでいる(意外と勉強もできたりする)大変自由
・調舒星 想像力豊かで一人で遊ぶ 集団苦手
・禄存星 みんなのお世話係、お母さん役でしっかり者
・司禄星 シャイで内弁慶 「忘れ物したらどうしよう」とか色々心配してる
・車騎星 率先して先生の手伝いをする けっこうお調子者
・牽牛星 小さくてもやらないといけないこと(宿題とか)はちゃんとやる 学級委員等はマスト
・龍高星 「なんで?どうして?」を連発する 夢見がちな子供 外に出たら帰ってこない
・玉堂星 素直で天真爛漫 勉強したり本を読んだり折り紙折ったりとかしてそう