昨日は易とタロットの練習会でした。
ご参加の皆様ありがとうございました。
夜のタロットの練習会は初心者さん限定で、少人数でしたので数の話や、ワンド、ソード、カップ、ペンタクルなどのスートの説明をしたり、カードでストーリーを作る練習をしました。
その中で、「質問をどう整理するか」という話題が出ましたので、ちょっとブログにも書いておきます。
例えば、
「気になる人がいるんですけど、その人は私をどう思っているのでしょうか?」
という恋愛の相談の質問があったとします。
もちろんこの質問だけでカードを展開して結果を伝えてもいいのですが、その「質問者さん」と相手の「気になる人」のシチュエーションによって、伝える言葉が変わってくると思うのです。
★まずは気になる人は異性なのか、同性なのか
★どこの誰かも知らないけど毎日会って気になる人だとか、一応顔見知りだけどほとんど話したことがないとか、同じ会社の中の付き合いだとか、お店の人(美容師さんとかスポーツトレーナーとか多いですね)とお客さんとか、しばらく会っていないとか(人によってしばらくの期間が違うのでビックリします)・・・etc、etc。
★質問者の人は独身なのか既婚なのか離婚歴があるのか(お相手の素性がわかっていればそちらも)
こういうことで、同じカードでも質問者さんの心に響くワードは違ってきますよね。
そもそも「それを知ってどうしたいか」という話もあります。
もちろん「いい結果なら動こうかな」という人は勿論多いし、「できたらなんとか仲よくなって付き合うようになれたら嬉しいからその方法を知りたい」という人もいるし、「多分何もする気はないけどどう思っているか知りたい」という人もいると思うんですよね。
だからといって質問者さんに一から十までしゃべってもらうというのは、質問者さんはスッキリするところもあるかもしれませんがあまりにも非効率です。だいたい何分でいくら、という占いのシステムが多いので、質問者さんに負担をかけることにもなります。
なので占い側からの、「うまいこと聞きたいポイントを引き出す質問」が大事になってくるのだと思います。いかに効率よく、相手に負担なく適度に口を割らせる(?)か、昨日も分かりやすい所は伝えましたが、これには練習がいるのかもしれません。多分私は薬局に居た時にこれをやっていましたね(ガードが無茶苦茶固い人も多いので)。
そして占いを受ける方の人も、この辺を頭にいれて質問をすると満足度の高い鑑定を受けられるのではないかと思います。
大量に一から十を話しても上記の通りもったいないのですが、中には本当に最小限しか話してくれない人もいます。
最小の投資で最大の効果を狙う・・・というわけではないのでしょうが、ある程度は腹の中を晒してくれた方がより高い効果を得ることができるはずです。
それか「占い師なら当ててみろ」というタイプか・・・ごめん、ある程度は占うと分かることもありますが言ってくれた方が正確で手っ取り早くて、その分役に立つ話ができるんじゃない?と私は思ってます。
質問する練習をしたい人は練習会にきてね~
8月後半にまた練習会を色々やります。