キーワードを貯める

今日は珍しく勉強チックな話です。

個人レッスンや講座などでたま~~~に
「○○星の性質ってどんなだっけ?キーワード挙げてみて」
って聞いてみることがあります。本当にたまにですね。

聞かれた人は一生懸命答えてくれます。
でも、当然ですが慣れていないとなかなか難しいです。一つだけはポンと出せるものの、あとは「・・・・・」と頭の中がホワイトアウトしてしまったり、同じような意味の言葉違いしか出てこなかったり。
なんとなく、ほわ~~~んと脳にあるだけだと、意外と口から出すと輪郭があやふやになります。

例えば算命学なら、自分の中心星についての質問、じゃあその陰陽違いの星、じゃあ次は○○星・・・と10個簡単にぐるっと回してみる。
そうするとどの星の理解が深めで、どの星の理解が浅くて、というのがわかります。
自分の中心星について強い人が多いのか?と思いきや、意外とその剋の星についての方がキーワードが出てきたりすることも。きっと自分に刺さってくるので意識しやすいのでしょう。

もし理解を確かなものにしたいのなら(鑑定ができるようになりたいというなら尚更)まんべんなくキーワードが出てくるような工夫が必要です。
n個ファクターがあれば、n個で被らずに一つのマンダラを作るような感じで、「それぞれどこが違う」というのがわかる必要がある。


例えば貫索星と石門星は五行で言うと「木」の性質を持ちますが、陽と陰の関係です。
どちらも「自分は自分!」「自分を大事にする」という傾向は一致しますが、陽の星と陰の星で違う所はどこか?というのをきちんと説明できるというのが大事です。ハッキリ切り分けられること。
そこが説明できるとおのずと他の性質も説明できることも多いです。

あー、でもまずは木、火、土、金、水のそれぞれの性質をしっかり頭に入れることかなあ。
ただの言葉の説明じゃなくて、その性質は実際どんな風に出るかを私はよく考えます(リアリストなの・・・)
大分前ですが基礎講座で「『子供』というのは鳳閣星調舒星の象意」という話をしたら「何でですか?禄存司禄じゃないんですか?」という質問が出ました。こういうのを説明するには五行ですね。ちなみに育てるは別の星!

あとは偏らないこと。
例えば貫索星のキーワードはと聞かれて「ガンコ」としか出てこなかったらそりゃ貫索の人は怒る。
良い面と悪い面は表裏一体ですが、光属性のワードと闇属性のワード、両方欲しいです。

算命学で説明しましたが、これは卜術でも一緒ですね。
易だと例えば「お金」に関わる八卦は「乾」と「兌」ですが、この2つはどう違うか?って説明すること。
(易と九星気学はくっついているから、この辺りがわかるとどの方位が金運アップに関連するかわかる)
ちなみに明日は易のかんたん基礎講座をやるので宣伝もう一回貼り付ける!参加者さんまだまだ募集中。

https://natsuseannco.com/session/eki/8463/”

占いは言葉の魔法です。
もし鑑定をできるようにまでなりたいなら、上手な説明は大きなアドバンテージ!ある程度の言葉はプールしておきましょう。

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