「もらう」って難しい(算命学)

最近よく思うのは「もらうって意外と難しい」です。

「え?『もらう』って『もらうだけ』でしょ?」と思われる方も多いかもしれません。
そう「サンキュ♡」ともらうだけの話なんです。でもそこには色々な目に見えないものが付随して、素直にもらえばいいものを変に遠慮したり、反対にもらうばかりの受け身人生になったり、ひどいとクレクレ星人とかぐいぐいに変化したりします。

ちなみにクレクレとかぐいぐいについてはこちら→

私は中心を含め3つ鳳閣星がある人ですが、鳳閣星調舒星の人はどちらかというと「もらう」より「あげる」ほうに傾きがちです。たまーーーにハッと「私あげるばっかりじゃない?」と気づいて悶々としたりすることもある。
あげる側の方が自然でもらう側は忘れがちで、「えっもらっていいの?じゃあもらっとく」みたいな感じ。
わりとライトにもらうタイプじゃないでしょうか。ちなみにそれは「いいな」と思ったものだけで、要らないものは「ごめんいらない」となる。

貫索星石門星の人はそもそも「もらう」というコマンドがない。自主自営タイプなので人から何かしてもらうとか何かもらうという発想はかなり少なめです。
自分でなんでも揃えたいタイプ。「モラウ・・・トハ?」的な反応です。
どんなにそれがいいものや必要なものだったり、その人のためを思ってのものだったりしても、よっぽど本人のニーズとぴったりマッチしていないかぎり受け取らないでしょう(いや、マッチしてても要らないかも?どうかな?)

禄存星司禄星の人はもらうことに結構抵抗がある人が多いように思えます。
「もらう」ということと「返す」ことがセットである禄存星司禄星の人には、「もらう」というのは一方的なこと。
何か返さなければいけないと思うと受け取りたくない!となります。
「もらう」=「借りを作る」とすら思っているフシがあります。
まあタダより怖いものはないって言葉もありますが、そこまで思わなくてもいいのでは・・・というケースも多数。

車騎星牽牛星の人は違う意味で抵抗があるようです。
何かもらうのに「なんで私にくれるの?」と疑っているような(?)ところがあります。いやあげたいからあげるんでしょ!!とあげる専門の私は思うんですけどね。
あともらったらその分何かお役に立たねばとかお返ししないと礼儀が・・・とか考える真面目な人が多いです。

龍高星玉堂星の人は基本的にはもらい上手です。そもそもが「受け取る」形の星なのです。
上手に周囲に頼って有形無形の様々なものをもらいます。不要でもいったんはもらう。
ただ、反対に一番おかしな進化を遂げるのも龍高星玉堂星です。まわりに何かをしてもらうのに慣れ過ぎて依存心が強くなったり、自主性がなくなるのもこの星なので注意が必要です。
周りに助けてくれる人がいるというのは当然ながらいいことなんですが、その辺は本当に難しい。

皆さんはご自分の中心星と、実際の自分と照らし合わせてどうですか?あってます?
色々な星を持っていても、やっぱり中心星の性質を大事にしたいところです。
周りをよく見てバランスよく、スマートに「もらう」ことができれば一番ですが、どうしても偏りがあるのが普通だと思います。

※もちろん十大主星だけでは判断できません 日干など他にも見どころは沢山ある


そして他の星の人を見ると「何で?」とか思っちゃったり~
(私はもらうものは気軽に「サンキュー」ってもらっちゃうタイプなのですが、禄存星司禄星の人や車騎星牽牛星の人たちからは「配慮がない」と思われているかもしれない。お返しとかあんまりしないし・・・)

あと、「もらう」というのはモテや人気にも繋がりますね。
沢山受け取ることができる、というのがモテる人ということになる。昔そんな話をどこかに書いたな~~と探して発見しましたがもう7年前の記事ですね。貼っておきます。

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