今回は「午未天中殺」の話。
日干支が甲申、乙酉、丙戌、丁亥、戊子、己丑、庚寅、辛卯、壬辰、癸巳の人がこの午未天中殺のグループです。
算命学を学んでみて、午未天中殺の方(長いので以下「午未さん」に省略)に対する私のファーストインプレッションは
「真面目な優等生」
でした。
責任感が強く、物事の段取りをきちんとつけ、最後の最後までやり遂げる人ですね。ちょっと地味だけど縁の下の力持ちというイメージが私にはある。
こういう人は当たり前だけど仕事ができる人じゃないかと思います。
午未天中殺の人は「目下運」がありません。
どの天中殺も何かが欠けて何かがあるのでがっかりしないで。午未さんは目上運はあります。
目下運が無いというのは具体的に言うと
・部下運がない(いい部下がつかないとか、部下に振り回されるとか)
・子供運がない(欲しいのに恵まれなかったとか、子供がいても面倒を起こしてばかりとか)
算命学だと、あるものはあって無いものは無いのが自然なので(ちょっと何言ってるかわかりにくいですが)、午未さんが部下の扱いに悩んでいたり、何で思うように育ってくれないんだッ!なんて心の中で悪態をついたりしてたら「まあそれがあるべき姿ですよね」ということになる。
・・・午未さんはそもそもご自分のしごできレベルが高いのだから、自分と同レベルを求めたら部下がかわいそうでは?という気もします。
目下を子どもと捉えたら、何らかの理由でいつまでも手がかかるとか、いわゆる引きこもりとかニートとか、なかなか自立が果たせない子供がいるような状況。
親の立場からすると頭の痛い状況ですが、午未さんにしたらそれが自然な状態でもあります(子供に関しては父と母両方親なので完全に自分だけの話ではないのですが)ここで優秀で何の手のかからない子供だったら歪みがある。
ということで、午未さんにしたら
出来の悪い部下や子供の面倒を見る、育てる
ということは、結構合っているということなんです。
何でこんな話かというと、この方の命式をみたので。
実業家の南場智子氏。
株式会社ディー・エヌ・エー創業者、代表取締役会長。NPB・横浜DeNAベイスターズオーナー
津田塾大学からハーバードを経由してマッキンゼーの役員になり、DeNAを創業。そしてDeNAがベイスターズを買収したことで日本初女性球団オーナーとして有名です。すごい赤字だった球団を黒字化して回復させたとのこと。
日干「己」ということで庶民的で気のいいおばちゃんですが、中心石門星でそれを東と南の牽牛星が剋している。
司禄星もあり裏の裏まで考えることができる頭の良さを持った、粘り強くしたたかな経営者でしょう。
色々な記事を今回読みましたが、「あー石門星!!」と感じることがたびたび。
「己」は自然界では畑や田んぼを現すので日干が己の人は育成能力がありますが、それに午未天中殺もあいまって、こういう経営手腕となってでるのかなあと思ったりしました。この場合会社が「子」なのかも。
個人的にはこのあとは誰かに任せて、また別の業績がイマイチな会社に取り組むといいんじゃないかと思ってます笑
全く話は変わりますが、我が家は家族全員みんな天中殺が違います(辰巳だけいない)
夫が午未天中殺です。なので娘が手がかかるというのは彼的には合っているということ・・・?まあ私も家庭運が全壊レベルなので何とも言えませんが。
多分娘の相手は夫のほうが向いている気がします。上にも書きましたが「出来の悪い部下や子供の面倒を見る、育てる
ということは、結構合っている」ってことなんです。
もうメインはおまかせしよう。うむ。
何年か前は部下に苦労してヒーヒー言っていたのですが、どうせ目下運が悪いならそっちに使ったほうがいいんじゃないかと私は密かに思ってます。何で消化するかは大事よね。