牽牛星の子供

なんだか最近シリーズ化しております、「○○星の子供」。
(玉堂星→、貫索星→
実は全然シリーズではないんですがもう1つ!今日は牽牛星の子供です。

牽牛星のお子さんは基本的に真面目で努力家ですが、
「適度なハードル」
があることが大事です。
ハードルと表現しましたが「山」でもいいかもしれません。乗り越えるべき目標とか完成させたい事柄とか。
そういうものがある状態が望ましい。

特に勉強はうまくこれを設定するとやる気が違ってきます。
向上心はピカ一です✨
行きたい学校とか、テストで学年で何番以上取るとかですね。うまくハマれば気持ちいいほど勉強します。

勉強とはちょっと違いますが、学級委員とか生徒会とか、部活の長とか、そういう課外活動も積極的に参加したがる子も多いです。相剋関係の貫索星石門星、鳳閣星調舒星の親からしたら「なんでそんな面倒なことやりたいの?訳わからない」とか言いたくなりますがガマンしましょう。
勉強もですが、いいことなのでめっちゃ誉めてやるべし(大事)!

親にとってはギャーギャー怒らなくてもよいというのは本当にありがたい子供とも言えますが、難しい側面も勿論あります。
例えば、受験する学校を選ぶときに「鶏口となるも牛後となるなかれ」みたいな話があります。
有名な地域のトップX校だと成績がちょっと厳しめで、入学すると苦労しそう。
一つランクを下げて2番目のZ校なら、トップの方に行ける。
こういう状況の時どっちを選べばいいのか一番悩むのが牽牛星の子供だと思います。

本人はもちろん憧れのX校に行きたい!!
でも入学して努力のし甲斐がないと思ってしまったらやる気が著しくダウンする可能性は結構ある。
だからといってZ校にはまず心が動かない・・・みたいな現象が起きて、親としてはどちらにすればいいのか本当に悩ましい。
牽牛星のお子さんは、努力が報われないと察すると「それならやりたくない。やめます。」と棄権(というのか?)に走ることがあるので難しい。泣けます。

牽牛星の子供には、親の「適度なリード」も必要になってきます。
牽牛星の子は敏感で、すごく周りの空気を読みます。どんな子供でも親の存在は巨大で悪い所を見せたくないのですが、牽牛星の子供は人一倍親の感情をサーチしてきます。
なので、もし親が「○○高校を出て△△大学をでて、××になってほしいの」と無茶ぶりをいったら「私頑張る!!」と涙ぐましい努力をするかも(そして途中で力尽きたらその子は自分を責めるのだ)

だからといって
「あなたのやりたいこと、好きなことを何でもやっていいのよ!さあ、さあ」
と言われても
「私のやりたいことって・・・???」
となるので、うまくその子の気持ちをひきだしてやる。うまく選択肢を提示する。

「あなたがやりがいをもってやれるのはどっち?」
「あなたが成長できると思うのはどれ?」

みたいなのがオススメ!ではないでしょうか。
牽牛星の子の努力と向上心を、どんな環境で輝かせるかを(本人が)決める、そのお手伝いをしてあげてください。

7月17日から毎週土曜日、全4回で算命学の基礎講座を行います。
興味を持たれた方はこの機会に是非どうぞ。

この記事を書いた人
SNSでフォローする