この前書いた記事の「玉堂星の子供」
他の星で何か書こうと思って考えていたのですが、先日ちょうど妹と貫索星の甥の話になったので貫索星で書きます。
貫索星のお子さんは「これが私の生きる道」という軸を心の中に強く保っています。
それはどこにいようが、誰が何を言おうがブレません。
なので何に関しても基本自分がしたいことをしますし、したくないことは視界には入りません。
甥のことは前にも書いてます。
「オレがマンゴーパンケーキといったらマンゴーパンケーキ」の人です。
今は某県立高校の2年生です。
妹曰く「塾の夏期講習は出ないって本人が言うからもうあきらめた。学校のは行くっていうし。」とのことです。
あの教育ママの、あの司禄の妹がすんなり諦めるとは・・・無我の境地に達したのだろうか。木剋土だ。
「自分の好きな数学はめちゃくちゃ成績がいいんだけど、英語は嫌いですごく成績が悪い。英語の講習を受けなよって言ったんだけど、『○日間も英語やるなんて無いし』って受けないらしい。もうしょうがない」とのこと。
苦手分野を多少でも克服せねばという考えは彼に一片も無い
ちなみに古文もひどく一切勉強せずにテストを受けクラスで最下位だったらしい。
どうせできないものを見るだけ無駄とする、すがすがしさ(?)すら感じます。
貫索星の子供には
「いいところ、できるところを伸ばす」
が基本ではないかと思います。
親というのは、これができるならあれも頑張れるのでは、できればまんべんなく・・・と割と思ってしまうものですが、貫索星の子にはあまり通用しません。長所を見てほめて伸ばす一択です(まあそれでも小さいうちは無理なくチャレンジはさせたいところ・・・苦手意識はなるべく少なくしたい)
なにしろ自分の視界に入るものしか存在しないし、自分の道に沿っていない言葉は右耳から左耳に通り抜けます。スルー能力はものすごく高いです。
意に染まないことは全く手を付けないかと言ったらそんなことはきっとなくて、自分の中で「しょうがないやるか」と思えた時はちゃんと手を付けるはずです(ただそのレベルに達するまで時間がかかる・・・)
親が何度も何度も怒っても疲れるだけです。
逆に言えば安定感のある、心配のないお子さんです。裏表はありません。
自分の気持ちをペラペラ話すタイプではないこともあり、相剋関係である禄存星司禄星、車騎星牽牛星のお父さんお母さんからしたら何考えているかよくわからない子供かもしれませんが、人は人、自分は自分と分けて考えられる、振り回されない自分を持っている人だと思ってください。
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