先日みずまち先生のタロットの練習会へ行ってきました。
研鑽は大事でございます。
質問を皆さんで一つのスプレッドに固定して占って、ネチネチ1枚ずつ見ていく読んでいく練習をするんですが、この日は「その人の恋愛の好みの相手のパターン(または恋愛のやり方のパターン)」みたいなところに話が飛んでちょっと思い出したことがありました。
むかしむかし、まだ私がたぶん20代だったころ・・・
私と夫は大学の研究室で知り合って、付き合って2年くらいで結婚したのでもう三十何年経ちましたが、まだぴちぴち✨うふうふの新婚だったころの話。
きっかけはなんだったかはさすがに全く覚えていないのですが、夫に
「万が一、私に他に好きな人ができてまったく心が離れてしまったら離婚してくれる?」
と聞いたんです。
別にそういうことが起こったわけでもなんでもなく、何かの話の延長でそんな会話になったはず。
そしたら
「絶対に離婚しない」
という力強い返事が返って来たんです。
「あら、そんなに私のことが好きなの♡♡♡」
と最初は新婚脳が反応してしまったのですが、そのあとの話を聞いているとちょっとそういうラブラブなもんじゃないんだな、ということがわかってきました。
どうやら、
相手に別に好きな人ができて自分と別れてそのあと幸せになるのは許せない
それならずっと離婚なんてしないで阻止してやる
という理論らしく、当時はその思想にめちゃくちゃビックリしたのを覚えています。
いやそんなのありえないでしょーーーー!
私だったら心が離れた相手とずっとそのままいるということのほうがありえない
お願いだから自由にしてーーー!!
と全くの仮定の話なのに懇願した記憶があります。
いやいやうちの夫って怖い奴・・・って思いました。おちおち浮気もできん(?)
ただ今となって占いのことが頭にあるとよくわかる、大変司禄星の人らしいことを言っています。
禄存星と司禄星(特に司禄星)は所有欲が激しめの星です。執着心も相当です。
まあ実際にうちの夫のようなタイプは一見物静かなのですが怒らせたら怖い。復讐とかリアルに段取りしてそっと遂行していくタイプですね。
逆に私は「お願いだから自由にして」というところに鳳閣みがある。この司禄星のねっとりした、愛が重い部分を全く鑑みないところが向こうからするとちょっと腹が立つところでもあり、反対に救われる、気が楽な部分でもありそうです。
ちなみにまだ結婚生活は続いているのでこの話のオチ?はありませんが、恋愛も就職も始めるのは比較的簡単ですが終わらせるのは大変ってことは間違いない。
おまけに夫に聞いたところ、今となったら全く覚えてないらしいです。でも「じゃあ今だったら別れてくれるってこと?」と聞いたら色々ごじょごじょ話をこねくりまわして結局無理そうでした。
(結婚生活がつづいているということは、なんやかんや言って重いのが嫌いじゃないのかもしれません)