断食道場2日目。
前の日は天気が今一つでしたが、この日はお日様がでて外がキラキラしていました。
前の晩の「夜ヨガ」は行きませんでしたが、朝の「朝ヨガ」と散歩は行くことにしていたので朝起きて支度して下の集会所へ。
朝ヨガはゆっくり目覚めさせるようなストレッチが多くて、さすがの私にもOK。
散歩は入所日に説明があったのですが、施設周辺を館長さんが案内がてらぐるっと歩くというもので、最初の散歩は一番近くのバス停まで歩いて帰るというライトなもの。
それくらいならいくら何でも行けるだろうと、支度をして玄関前に集合して皆さんで賑やかに歩き始めたのですが、しばらくして
「あ、これダメかも」
って後悔しました。
充電が足りなくて頭がクラクラ、足元がフラフラする感じ。
太陽も眩しすぎる。
幸いバス停はさほど遠くなく、元来た道を帰るだけだったので「まさかここで倒れるわけにはいかん」と奮い立たせて施設まで戻りましたが、「こんな弱ってるの?」とちょっとショック・・・
散歩から帰ると「今日のお茶」が出てました。←これが美味しくて滞在中楽しみだった
その日はたしか「ハチミツ+ショウガ」のお茶だったような。もう一気に飲みましたが、体にエネルギーがしみていくのがわかる(涙)甘いものの力ってすごい。
ちなみに集合所にこういうコーナーがあって色々なお茶が常時楽しめます。
断食コースだとマジに水分が命綱なのだ!!!
私達は基本は「黒豆茶」というのがイケたのでそれを中毒のように飲み(部屋にポットがあるのでそれを入れておいた)(入れてくれるのはいつも翡翠先生)、低血糖ぽいとか、どうしても空腹が辛いときは生姜湯、塩分が足りない(頭痛とか)は梅の味の飲み物を摂ってました。
私は3人目のつわりのとき生姜やニンニクなどの香味野菜が全くダメで、それ以来なんとなく生姜味に食指が動かないのですがそんなこと言ってられない。翡翠先生と「こんな時じゃないと生姜のお茶なんて飲もうと思わない」とか言いつつ飲んでました。
そして待望の朝ご飯はこちら。
夕べよりは固形みはあるーー!!
萎れた時に飲んだこともあると思いますが、個人的には一番これが美味しく感じました。
丁寧に作ってあるんだろうけどなめらかでニンジンの自然な甘さがたまらなくおいしくてコップを嘗め回した上あと5杯は余裕で行けるほどだと思った・・・(当然1杯ですけど)
この日はマッサージなどの施術の予定以外はほとんどベッドの上に居て寝たり起きたりだけでした。
体がだるくて重くて、動けなかったですね。
マンガや雑誌なども集合所にあったので部屋に持ってきたりしたのですが、読むのが頭や目が疲れやすくて全然進まなくて大して読めませんでした。
眠くなったら寝て、起きて翡翠先生がいたらおしゃべりしての繰り返しです。
(翡翠先生は空腹には悩まされてましたが、ネット見たり書き物したり温泉行ったりと私より全然活動的で、色々助けてもらいました)
ご飯作らなくてもいいし、洗濯も掃除もないし、ひたすらダラダラ休めるので本当に気が楽でした。
断食も空腹は辛いけど、消化も休めるのが体には意外とよかったと思います。消化が悪いものは出ませんから。
起きている時は二人でどうでもいいおしゃべりをエンエンとしていて空腹を紛らわせてました。
「ネット見ると食べ物ばかり目が行くわよ」
と言われたのについipad見ちゃって、そうするとやっぱり食べ物が目に付く・・・というか食べ物の情報がTwitterとかすごく多いんです!二人でアレ食べたいコレ食べたいなんて話ばかりしてました。バカだ。
極限の時、何を私は欲するのか?と思ったら
サーターアンダギーが一番食べたかった。私は沖縄と縁もゆかりもありませんが!!
それかオールドファッション系のドーナツ。こういうざっくりした感じの揚げものばかりにが行きました。
そりゃ私がおデブさんなわけだな・・・納得。
ちなみに翡翠先生は某大手スーパーのプライベートブランドのアイスが食べたいと言ってました。てっきりお酒かと思いましたが健康的(?)では。
夜ご飯はこちら。
もうちょっと固形化するかと思ったら、道のりは遠かった・・・
しかしそんな文句を言っている場合でなく、翡翠先生と並んで二人で真剣に食べました。しみじみうまし。
そして夜も屍でした。水分取って寝て起きての繰り返しでした。
介護生活はもうちょっと続く。#8はこちら→★