義理のご両親と色々あって頭が痛いという話は大昔からある悩みの一つでしょう。
実際に私が子供の時は両親と私と妹、父の両親との6人家族でしたが、母と祖母(姑ですね)は仲が良いとはとても言えず。2人が揉めて「この空気をどうしたらいいのか、辛い」というのはKYな私ですらよく思っていました。
まあ時代的なものもかなり大きかったと思います。明治生まれの祖父も祖母も難しい人でした。祖父は家長制度を色濃く継いでいてプライドは高いわすぐ怒るわ酒乱だわで面倒でした(孫に優しい部分ももちろんありましたが)
まあ嫁と姑というのは基本はうまく行かないもんですよね!!
赤の他人の年代も違う女同士がただでうまくいくものか。理由なんてなくても当たり前の話です。
今は私も嫁であります。姑にはまだ進化できていません。その段階までたどり着けるか今の所怪しい。
義理の両親(義父は数年前に亡くなりましたが)ともまあそこそこ長い付き合いですが、関係性はまあまあ、ってところでしょうか。ひとえに離れて暮らしていることの賜物でしょう。
ゴーイングマイウェイで周囲をあまり気にしないお嫁さんなので、向こうからしたら悪いお嫁さんではないと思いますが良いかと聞かれたら怪しいレベルじゃないだろうか。
あ、でも義母はいい人です。物静かで芯の強い人って感じ。義父の方が無口でかなり気難しい人で私からするとよくわからなかったです。
そんな夫の実家関係ですが、ほぼ夫が100%窓口になっており、近所付き合いなども何とかしてくれるので助かります。
しかし大昔はちょっと夫と揉めたこともありました。窓口を私にさせようとしたがったんです(義母との連絡とか)
いやなんで私???って思ってました。夫の方が当然だけど自分の実家のことはよくわかってるし、直接自分が電話等したほうが絶対早いのに。義母だって嫁の声聞くより息子の声の方が嬉しくない?気も使わないだろうし。
「そんなに面倒なのか?」と、何回かは請け負ったけどしばらくして
奥さんが間に入るのが「嫁姑の理想」みたいに思ってる???
という気がどうもしてきました。確認してないけどたぶんそうなんだろう。
「奥さんと自分の母親が仲良くするのが美しい」的な理想を追求というか。親孝行の一環として無意識のうちにやってるような・・・
いや人を使って親孝行するなよ!!!
そう思ってからはもう「私である必要性はないからそっちでやってよ」とNo Thankyouを申し入れまして、いつからかは覚えていませんがそういうことは全然なくなりましたね。あきらめたっぽい。
我が家のケースはすごく軽微なケースだと思いますが、「親孝行に他人を使う」って意外とありますよね(特に男性)
奥さんに自分の両親の面倒ごとを押し付けて(たぶん押し付けている意識は無い)自分がやった気になってるとかは実際あるのではないでしょうか。そのルートで介護をやっている女性とか少なくはないでしょう。
昭和の香りのする話ですがもっと若くても結構ありそうな気がします。都会とか田舎とかの地域差もあるかもです。夫婦だけじゃないく親戚間とか兄弟姉妹間でも似たケースはあるでしょう。
もちろん実働の当人が「ぜひやりたい」というなら何の問題もありません。
が、人の心を慮る力が強い人は、自分の気持ちよりも相手の要望を先にキャッチして「何とかしないとダメかなあ?」みたいに思ってしまいがちです。
いーや、まずは「親孝行は本人がやる」が基本でしょう!!
うちの話だって、私も義母にお世話になっていることも多いし別にコンタクトをとるのが嫌と言う訳じゃない。私がやるべきことが可能な範囲でやりましょうぞ。
でもナチュラルに代理をさせられるのはお断りなだけですよ。
子供は血のつながりがある他人ですが、配偶者は血のつながりが無い他人です。
その親はおう赤の他人に近いわけで、そことうまくやっていくには窓口である配偶者がちゃんと働いてくれないと困ります。順番飛ばさないでくれって思います。