お正月を過ごした夫の実家から、自宅に帰ってきました。
家が大好きってタイプじゃないけど、やっぱりその時住んでいる家が一番。ホッとします。ホッとし過ぎてなんだか風邪ひきそう・・・いかんいかん。
毎年2日は高校時代の部活の同級生と会うのですが、普段のコアメンバーは私とHの2人ですが、今年は珍しくAも来ました。
田舎の進学校で当時は女子がすごく少なかった。バスケ部でさらに人が少ない。5人?(そのうち3人が調舒星中心だった)しかいません。
Hは堅い仕事なのですが、Aはエアロビのインストラクター(かつボディビルダー)、そして私は占い師なので、あんな進学校でて亜流だな・・・と思うけど、この年になると意外と変なことやっている同級生もいて、そんなもんかと笑えます。
去年は夫の実家で不祝儀があったので色々近所づきあいを見ることがあって、結婚したころを思い出しました。
もう25年以上前ですが、結婚するときはご近所の奥様方を家に招いてご馳走でもてなす「お茶ぶるまい」というのがありました。あと私の父と一緒にご近所(組)のお宅を一軒一軒回ってご挨拶するというのもあった。長男の嫁だから(別居でも)。
(「うちのほうにもある」という話を聞くので、結構日本のあちことでやっているに違いない)
当時24才で、「面倒だな」とか「緊張する」というくらいの思いはあったものの、それ以上にありあまる「結婚への悦び」というか元気というか勢いがあって、そんなに抵抗はなかった。これが終われば済むから頑張ろう、みたいなレベル。
いや~~若いってすごい。今の私が同じことをするなら「本当にこんなところでやっていけるの?」って悩むはず。
そのころだと結婚は「個と個」のつながりとしか思えなかった。でもさすがに今となると分かる。それだけじゃない、結婚するということは全く今まで知らなかった人たちが家族や親戚になることで、色々なしがらみが発生する側面も大きいということ。
まー、当時だってわかってない訳じゃないけど、腑に落ち方が違う。しょうがない、ホロスコープだって7ハウス(パートナーシップ)→8ハウス(しがらみの世界)ということはこの順に進むのかもね。
お茶ぶるまいは夫の弟が結婚するときはしなかったし、今ではそんなこともしていないかもしれない。
葬式も20年前に夫の祖母が亡くなったときは自宅でやるのが普通だったけど、今はご近所さんたちみんな葬儀会館でするようになったそうな。
でもまだまだ、組の人の手が結構ガッツリ入り込んでいるんです。ちょっとびっくりしました。
たぶんどこの地方も高齢化で、昔と同じようにはできなくて仕方なく簡略化していることも多いのではと思うのですが、それでもこのくらいはまだまだ、っていうのを知って、少し怖くなった・・・(定年後には一応は住む予定なので)。
組の皆さんを見ていると、「こうやって村社会(?)というのは成り立ってきたんだな」と目で見た気分。へき地になればなるほど集団の中の相互扶助というのは生きていくためには必須。それを乱すもの、変わったことをするものは集団の生存のためには敵だろう。「村八分」ですね。
(そういう人たちは都会の方が生きやすい。それで出てきた人もここを読んでいる人の中には多いでしょう?)
(生月中殺持ちとか、最身強の人とかetc、etc…)
多分私たち夫婦が本格的に住むころには色々変わっているはず。
そんなド田舎とかへき地ではないけど、若い世代(といっても50代くらいから下)があまりいないんじゃないかと推測される。どうなっているのかな~
田舎に生まれたけど、わりと早い時期から浮草のように過ごしてきてしまった、どう考えても「村八分」物件の私。多少の帰省ならなんでもないけど、ずっと住むのはどうなのよ!はみ出まくるわ!
私が楽に生きて行けるように、工夫する必要性がある。今動くことではないけど、そろそろ見据えて考えないといけなさそう・・・