世界は合わせ鏡

以前こんな記事をウラナイ8に書きました

きっかけはわかりませんがふとある男性のことを思いましました(注意:色っぽい話ではない)

こちらに引っ越してからある薬局の正社員になったとき。
ある薬局をM&Aでリニューアルすることになった店の責任者に就くことになりました。
前の薬局からの引継ぎのような感じでMさんという男性の薬剤師さんが1人残っていました。年は私が40代前半のころで60過ぎくらいじゃないでしょうか。

そのMさんが一緒に働く初日から私のことをどうも嫌いらしくキツく当たってきました。なんだコイツという感じ。
薬剤師はもうひとりOさんという若い新婚さんの女性薬剤師さんが私と一緒に働きはじめましたがそちらには普通。というか親切。
なぜ?何か失礼なことをした?と色々考えましたが初日からだし特に何かすごいことをやらかした記憶はありません。

そのうちMさんとの仲はどんどん悪化。
すごく偉そうにこのやり方はおかしいとかよくわからないことで文句や悪口を言われ、意外と私も言うことは言うので2人で働くと職場の空気は凍り付いていました。
文句をつけられたくない時に限って人はミスをするのはなんの法則なんだろう。悪影響でまくり。
ストレスはめちゃくちゃありましたが、責任者だし働いてすぐやめるわけにもいかないし、そもそもあんなクソじじいに屈するのも腹が立つし・・・

で、どうなったかというと向こうが2か月くらいで辞めていきました。
辞めた理由は全く知りません。が、私が勝った!

彼が辞めたあと、私がMさんの社員証をバキッと割ってシュレッダーにぶち込んでやったのをOさんと事務さんが見て「ストレス溜まってたよね~」とげらげら笑ってました。

そこを辞めてからは派遣で働くことを選択したので色々な場所で働きましたが、たまにいるんですよね「初日から私を嫌っている人」が。
私ってそんなに嫌な人だろうか。そんなに強い何かを発しているわけじゃないと思うのになぜだろう?と考えましたが、当時はまったく分からず…ただ結構Mさんみたいに向こうからいなくなることも多かったです。

今となると、もしかしたらこうかな?と思えることはあります。

私は唯我独尊的な所がある。自分ではそんなふうにしてるつもりはないけど、人から見たらそうなんだろうと認めます(今は)。
そういう目で上のMさんについての文章を読むと結構な不遜ぶりである。

同じように偉そうな人を引き付ける
または
偉そうな人を毛嫌いしている人(こういう人は心の中では自分も偉そうにしたいのだと思う)を引き付ける

ということではないかという所に至りました。これこそ鍵穴の法則。

合わせ鏡のように、自分の凸凹にフィットする人がいつもクローズアップされてくるのだと思います。

このカラクリに気づかないと
「よく職場で同じようなトラブルがある」
「なぜかいつも割りを食う立ち位置になる」
「恋愛が結局は似たようなパターンを辿って終わる」
ということが起きてきます。
本人的には「どこに行ってもこうなるのはなんで?」と被害者意識を持ってしまいますが、遠くから眺めてみると自分の凸凹に合う人を勝手に土俵に引っ張り上げてトラブルを作り上げているだけだったりします。

私のホロスコープでは10ハウスに太陽と木星がコンジャンクションですが、冥王星も少し離れているけどそばにいてセットと見なしてよさそう。これが偉そう。傲慢感が溢れてます。職場でMさんを吹き飛ばしただけある。

因果応報といったら大げさですが、結局は自分の鍵穴の凸凹が世界に反映しているのだと思います。こうやって誰か何かとと戦い合うのが生きている実感があって好き!というならそれでいいですが、凸凹を知って自分のやりやすいもの、みんなの為になるほうを召喚したほうがスムーズじゃないかな?

自分を知って、環境を変える(整える)。
なかなかホイとできることではないのですが、これに尽きるのではないでしょうか。
私もずっとワンダリングしていましたが、おかげさまで大分スッキリ進めるようになりましたね。

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