
先日の十大主星講座は無事終了しました。色々なお話をしてくださったご参加の皆様どうもありがとうございました。やっぱり生の声、生のエピソードは最強です。
この会では必ず「相剋」の話をします。
相剋の部分が人の悩みだったり、葛藤の元であることが多いからです。
例えば牽牛星なら
牽牛星(金)→石門星(木) 牽牛星が石門星を剋す
牽牛星(金)←調舒星(火) 牽牛星は調舒星に剋される
の「剋す」「剋される」の2パターンあります。
(今回は陰の星同士のみピックアップしてありますが、陽と陰で牽牛星と貫索星、牽牛星と鳳閣星の組み合わせもある)

相剋は意見の対立する組み合わせです。
私はよくキャラクターを降臨させて対比します。
例えば牽牛星と石門星。

まあこの2人は衝突しますよね。
牽牛星の人vs石門星の人でもぶつかりますが、自分の命式にこの組み合わせがあると(特に中心と他の星で)自分の中で対立が起きます。
今回盛り上がったのは「牽牛星vs調舒星」の話でした。
たとえばこんな組み合わせ。

正統派とアナーキーの間には深くて暗い川がある・・・
他にもこんな組み合わせで私は脳内召喚します。

調舒星は思春期で反抗期まっさかりの中二女子キャラ。
牽牛星をおちょくってきます(別に調舒星におちょくっている気は一切ない。本人にとって普通のことを言ってます)
自分の中にこの組み合わせを持っている(特に中心星が絡むと)たいへん激しいです。
どの相剋も激しく対立しますし、特に陰同士は複雑に絡み合いますが、この「牽牛星vs調舒星」の組み合わせは言っちゃ悪いけど相当めんどくさい組み合わせでしょう。
相剋は悩みや葛藤を沢山持ってきますが、才能でもあります。凸凹やギザギザな部分をなんとかしようとして味になることは間違いありません(時間と手間はかかります)
凸凹の無いつるんとした人物が好ましいかといえば、そんなことは100%ありえない。
この組み合わせはめんどくさいなーーと思うのは間違いないですが(すまん)めんどくさいところがおもしろいところだよな~と個人的には見てます。
今回は牽牛星vs調舒星の色々な実例を伺いました。
大変興味深かった。脳内のケンカがそんな事例にあらわれるとは・・・
勉強中のみなさんはぜひ脳内にキャラクターを降臨させてケンカさせてみてください。
次回の十大主星講座は
「貫索星・石門星」です。
日時は今の所11月8日(土)14:00~ 新宿の予定です。
興味のある方はお時間を空けておいてくださいね。
