毎日同じ場所に行きたいですか?(トナカイお店日記より)+追記

うちには大学生の息子がおりまして、ここ数か月は近くのショッピングモールのレストランでバイトをしています。
先日息子が「う~~~ん」と唸っていたのでどうしたのか尋ねてみると「明日Y市にある店舗が人手不足だからそっちにヘルプに入ってほしいと店長からラインが来た」とのこと。Y市の店はうちから電車で30分~40分くらいでそんなに遠くは無いので「Y市なら遠くないし店長さんが頼んでいるなら行って来たらいいんじゃない?」と私は言ったのですが大変悩んでいる様子。

私はそういうふうに他の店に行くのが大好き!同じ系列の店ならやることも基本的には変わらないはずだからそれほど困ることも無いだろうし、いつもと違う現場、知らない人の所にいくのはワクワクします。
私だったら一も二もなく飛びつく話なのに「うーん、支払いの時ポイントカードとか違うかもしれないし」「制服置いてきちゃったから取りにいかないとならないし」と色々理由をあげてはいるのですが別の所に行くのが嫌なようです。彼は玉堂星が3つある人でゆっくりゆっくり場所などに馴染むタイプ。なので今日だけ急に別の所と言われても辛いのでしょう。
(全体を見ないと何とも言えませんが、玉堂や司禄が効いている人は辛いかも。貫索の人も嫌かもですね。こういうタイプはいつもの所で安定したパフォーマンスを発揮します)

 

私はどんどん別の所に行くのが好きなタイプで、頼まれるがままに応じ昔は週5日仕事があれば5日とも違う職場ということもありました。余談ですがこういう時は「ここは○○店、○○店」と自分に言い聞かせてから仕事に入ります。そうでないと電話に出た時違う店の名前を名のってしまうので(><)
とくに30代のころまでは毎日同じところに通うのが嫌だなあとよく思いました。毎日違う現場だったらいいのに、って。
さすがに40代後半になるとあまりクルクル変わるのにおいついていかなくなってきたのですが、そういう私が今のような仕事に行きついたのは自然な流れだったなと息子を見ながらつくづく思いました。回遊魚のように働いています。
(変化があった方がいいのは車騎や龍高が効いている人でしょうか。私は宿命中殺だらけだからかもしれません)

 

適職とはちょっと違うかもしれませんが「毎日同じところに行きたい人(またはそれが苦ではない人)」「毎日違う場所に行きたい人(またはそれが苦ではない人)」で大分働き方が違って来るのではないかと思います。職種というよりはその働き方のほうが意外と「合う、合わない」を決めるポイントになるかもしれません。これを読んでいる皆さんはどちらですか?上手くその性質を活かしてますか?

ちなみに息子は結局Y店にヘルプに行きました。若いうちは決めつけずに話が降ってきたらのってみるのがいいでしょう。
(あんこ)

* * * * *

「安定性、緻密性に長けたタイプ」と「不安定性、柔軟性に長けたタイプ」みたいな違いでしょうか。

これは仕事を選ぶのにはとても大きな分かれ目になると思います。
前者は正確さや安全性を求められる仕事には必須だと思います。大きなお金を扱う所や医療関係にはこういう性質に優れた人が欲しいですね。パイロットや運転手などの交通系にも欲しい。「ちょっと心配だけどまあこっちでよくない?やってみようか」みたいなのは本当にやめてほしい分野。融通が利かないくらいが望ましい(限度はありますが)。

後者は物事や相手に柔軟に対応したり、創造と破壊がセットになっているような分野に向いています。占いなどの怪しい世界もこちらですね。変化に対応していく大胆さやアドリブ力が必要。

私は多分後者ですが薬の仕事は本当に危険でした。
神経をすり減らしてチェックしていました(それでもミスする)。レジのチェックを誰かがして「○円足りない」とか聞くだけで私じゃないかと心臓がバクバクしたものだ・・・
今はその仕事をしていないので人様に危険を及ぼす可能性が減って大変ストレスフリーです(その前に派遣にして仕事の内容なるべく合うように変えたら大分楽になりました)

安定に強い人は安定したところに。
不安定に強い人は不安定なところに。
後者は不安定に生きることが安定につながるので安心して不安定に進んでください。

この記事を書いた人
SNSでフォローする